政府の役割とは。

安部元首相の死去に伴う国葬論議が盛んである。

野党の議員は法的根拠がないのに国費を支出するのはおかしいという。

政府は法律にないことであっても政府の責任において国費を支出することはあってしかるべきではないか。変化の多い時代にあって法律で100%示されてることはないのではないか。そんなことを言ってたら政府は要らず行政官僚だけでいい。政治家は事態に遅れながら法律を作り、国民への対応は遅れるばかりになる。それでいいのだろうか。

国葬の是非は安倍首相の施政に対する判断が分かれる以上当然賛成・反対はでるのは当然である。しかし8年にわたって日本の政治を担い、しかも悲劇的な事態で亡くなられた人に哀悼の意を示したいという人も当然いておかしくない。

世界的にも弔意を示して来日する要人も多いということが判断されるなかで国葬を行うということもあり得ることである。弔意を示したくないという人に強制されるべきでないのは当然である。超法規的判断を示すことも政治の役割と思う。