軽井沢スキーバス事故。社長は無罪?

5年前のスキーバスで学生13人と他に2人の15人が死亡した事故の公判で会社の社長と運転管理者について無罪を主張をした。

「運転手があんな運転をするとは思わなかった」だから無罪だという主張である。

最近の弁護士は被告のために全力を尽くす役割があるのは理解できるが15人も死亡したという重大事件に無罪を主張することが理解できない。社長の役割とは・運行管理者の役割とはなんなのかと思ってしまう。従業員の仕事に責任を持つために多くの報酬をえているはずである。重大事件であればあるほど従業員の失敗にたいする責任はとるべきだろう。池袋暴走事故も弁護士は被告が無罪ということで最後まで弁論をつづけた。

弁護士は被告を弁護する役割の前に人間であるはずである。被告に無罪で闘ってくれといっても人間としての良識で指導すべきではないのか。京都の映像会社放火事件でもまた再度精神鑑定を求めて2年や3年判決までは延びるだろう。法律を最大限被告に有利に活用しようとするのは当然といえば当然なのだが過ぎると・・・・・。