保釈被告にGPS。

法制審は保釈被告に海外逃亡の恐れのある被告にGPSの装着を答申したという。

有名なゴーン被告が海外に逃亡されてしまったのを受けた措置なのだ。でも海外逃亡して一般の人が利益や被害をうけることは極めて少ないのではないか。暴力団の人が事件を起こして海外に逃亡する。一般の人には被害とか危険とかは少ないのではないか。

かえって問題なのは性犯罪者や凶悪犯罪者の保釈のほうに問題がある場合のほうが多いのではないか。プライバシーを問題にしているが一般人の危険度が考慮されないのは不思議な気がする。問題にしている保護は法治国家の威信で国民の恐怖ではない。

GPSによる情報の漏洩に厳罰で臨むことやGPS機能への取り外しや棄損に厳罰で臨めばかえって保釈被告は事件の再発防止への心理的効果があって被告にとってもいいような気がするがどうなのだろうか。