中国詣でが続くロシア。

中国はプーチン大統領を迎えて蜜月をアピールするが言っていることは抽象的で煙に巻く。ウクライナの危機の解決策について「バランスの取れた持続可能な新型の安全保障の枠組みを構築すること」だ。ウクライナNATOに加盟すれば自国の安全保障への脅威になると主張するロシアの立場に理解を示したという。

中国はロシアの主張に理解を示そうがそんなことよりロシアという安保理常任理事国が他国に侵攻して人命・領土を蹂躙していることに理解を示しているのかということだ。国連憲章に反してロシアがウクライナに侵攻したことをやむなしと認めたということなのかどうなのか。認めたとしたらまさに中国もまた同罪だろう。これが中国が公正な立場というのだろうか。

言葉だけで中国は平和をいい公正を口にする。中国はロシアを手玉に取れる位置に立っている。それが将来どんな事に成っていくのか。

ロシアが中国依存を続けることが将来どうなるのか。ただ現在はどちらも鉄壁の政治体制を築いているので50年後ぐらいに歴史学者はどう評価するのか・・・・。