米下院議会のゴタゴタ。

米国下院議会の議長が解任決議で可決してしまった。前代未聞の出来事だという。

下院議長のマッカーシー議長は政府機関の閉鎖を避けるべくバイデン大統領と話合いをして繋ぎ予算を解決するなど比較的良識的に行動してきたように見えたけれど・・。

議長解任の動議を出ても当然共和党出身の議長だから多数派を占める共和党が反対して民主党より多数だから否決されるものと思われたが共和党の中に強硬派が一転賛成して民主党プラス共和党の一部で多数を占めて可決されてしまった。造反したのはトランプ派?という。さもありなんだ。いまではトランプは身を守るためには何でもやる。

米国の2大政党制がもたらす弊害なのかもしれない。議長が解任されてからとやかくいってもはじまらない。米国の政治とは・政治家とはそんなものなのだろう。トランプ前大統領がいろいろ告訴されていながら共和党内ではいまだに力を持っているようだし、若い政治家で大統領になれそうな政治家もいないようだし、バイデン大統領は高齢だしで米国はしっかりしなければならないのにどうなっているのだろう・・・・。ロシアのウクライナ侵攻で世界は難しい状況になっているのだが・・・・。