「日本は危険性はないと認めている」

北朝鮮ICBM問題で安保理が開催されたが北朝鮮国連大使は面白いことをいう。

「日本はEEZ外に落下したと発表したのだから日本は危険性はないと言ってるのと同然だ。」馬鹿なことを言ってはいけない。事前に発射するICBMなりミサイルなりの詳細を提出しているわけではない。結果としてEEZ外に落下したというだけだ。それで危険はないと日本はいってはいない。これまで何度も北朝鮮を非難してきたではないか。危険極まりない行為であることは確かだ。

この問題で安保理を開催したことが「北朝鮮自衛権を侵害し、国連憲章に違反する」と猛反発だ。「米国が北朝鮮を攻撃したら安保理は責任を取れるのか。」とまでいう。

北朝鮮がおかしな行動を取らないかぎり米国は北朝鮮を攻撃しないのは明らかだ。世界の平和を求めて世界の協調を目指して国連はあることは自明のこと。

これまでの国連の北朝鮮への注意・警告・非難にまったく耳を貸していないことが不思議でさえある。安保理の機能不全をたてに言いたいことを言っているしか思えない。

これが国連の機能不全を引き起こしているのは中国・ロシアが北朝鮮への非難決議に拒否権を発動してきた結果が北朝鮮のおかしな理屈を許している。これが外交か!