債務不履行の危機。米国。

世界でいま心配していることのひとつに米国のデフォルト(債務不履行)の問題がある。いままで何度も危機を乗り越えてきてるからバイデン大統領と共和党の協議は最終的にはまとまるだろうという楽観論もあるが協議が長引けばそれだけドルへの不安は拡がる。米国の国債への利払い問題や公務員に給与が払えない事態になったら米国への信頼は失墜しかねない。まして今はロシアのウクライナ侵攻で世界が揺れてる時期なだけにG7にバイデン大統領が出席できないとなればそれだけで世界は動揺しそうだ。

単に米国の運営資金がなくなるだけと他人事でいられないのが世界がドルで動いているだけに米国だけに影響は止まらないらしい。

12日に協議予定だったが来週はじめに協議は延期になった。19日から日本で始まるG7の首脳会議に間に合うのかどうか。気になる所であり米国の弱みはロシアや中国を利することになるのだろうから厄介だ。