安保理を無力にしているのは誰だ。

世界の国際的秩序維持に関わるべき安保理が無力になっている。

安保理はミヤンマーの国軍の暴力や恣意的拘束にたいする決議案を採択したという。

けれどこの決議案に棄権したのは中国・ロシア・インドだという。そして中国の国連大使は「即時的解決策はない。」といったという。問題はミヤンマー国軍が暴力やしい的な拘束がなされているかどうかだ。即時的解決策がなかろうと安保理の目的として過去の大戦の反省から世界の秩序を維持するために安保理には強権を与えているはずだ。

即時的解決策ではないにしても国連加盟の大国が揃って決議に参加することによって当事国に圧力をかけて民主的な解決策を当事国に促すのが問題の解決につながるのだろうと思うけれど・・。大国の単なる思惑で安保理を利用しようとしているとすれば世界の人々の安全を脅かすことになりそうだ。

最近はとみに安保理が機能していないという状況がうかがわれている。

大国の思惑を抜きに世界の世界の平和と国民の安全安心を第一考えて行動してほしいものだ。それが世界の人々への国連からプレゼントになるだろう。