来日した米国のバイデン大統領が日本が安保理の常任理事国になることを支持と。
話が飛躍し過ぎだろう。まずは物事の決まらない戦後７０年以上たって硬直した国連の改革に着手することだろう。その過程で日本が常任理事国に立候補することはあるかもしれない。大戦の戦勝国の大国が常任理事国として君臨しているけれど改革が必要なことは確かだろう。拒否権という伝家の宝刀を乱発して大国が自国の利益ばかりに走るのは世界の多くの国々にとっては不幸なことだ。拒否権には理由を明確にするという総会での決めはできたが実効性は薄いものだ。しかし実際問題は解決は難問だ。
拒否権をなくして理事国を増やして任期を決めて多数決で決議というのが普通だけれど
中国・ロシアは納得しないだろうなあ。国連総会の規約を変えて一時的に安全保障理事会を廃止するというのも一つの方法かもしれない。その後適性な安保理事会を作る？
