3月24日 くもり
病院から3度目の電話。電話が鳴るたびに身体が反応する。
当然状況は悪いという先生の話なのだが妹の顔が見ないことには
納得はできないといって無理に見舞いを承諾していただく。
妹の顔を見たら顔いろも良く、元気もあって拍子抜けの感だが医学的には
よくないらしい。お医者の詳しい説明も受けた。
さすがにこの時期だから病室にはいるにはエプロン・マスク・ゴム手だ。
点滴の入る血管が細くてもうないというのが可哀想だ。
「おにいちゃん!帰りたい。」泣かせる。
お願いすることだけはお願いして帰る。