角田光代「夜をゆく飛行機」を読む。

角田光代氏。作家というのは本当に文章が上手だと当たり前のことだが

感心して読んだ。やっぱり流行作家は違うなああああ。

「夜をゆく飛行機」

  酒屋の主人と母と4人姉妹と残念ながら生まれ出なかった「ぴょん吉」の

  家族の話。末娘の高校生里々子の若い、白黒・是是非の目で姉たちや家族や

  友達などが語られる。長女有子は結婚してるのだが初恋の男の元に走り、

  次女は「石になりたい」という変わった娘で家族のことを日記風に小説に

  して文学賞をふたつ会得し作家となり、三女は活動的なOL風、私は

  大学受験に失敗して恋をするのだが・・・・・・・・・・・・・・・。

  恋をして処女を失ってからは家族を見る目が変わってゆく。

☆☆☆☆

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