池永陽「炎を薙ぐ」を読む

   残念ながら用事で山道散歩にいけない。
         昨夜 寝ながら読んだ本の覚え書。

  池永陽の3冊目 「炎を薙ぐ」を読む。

   「真夜中の・・・・・」「剣客瓦版・・・・」に続く3冊目である。
  「炎を薙ぐ」は基本的に「剣客瓦版・・・」と同じ様式である。
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  主人公玄之助が瓦版のネタの書き手で剣の達人。
  今度の主人公三四郎寺子屋の先生で剣の達人と同じである。

  短編的なものをつなげながら狂人的旗本の悪行と戦うという1本の軸。
  筋書もまた同じようなものである。
  おさとという煮売屋の女と通い婚という夫婦であることが
  ちょっと違うところか。
  どっちにしても夜寝ながら読むには肩のこらない本である。