いよいよ台湾総統選が明日始まる。
いろんな情報を見ると台湾が中国と統一したほうがいいと考えているのはわずかだという見方が多い。投票行動も実生活が良くなる政策を持つ総統に投票するのではないかという見解が多い。しかし大国中国が一切の妥協を許さず中国に台湾を統一するという習近平主席の絶対的な方針がある以上実生活の向上と自由・民主的な生活を守ることのバランスは極めて難しい。かって戦後中国から大量に台湾に入った人たちが自由を奪い統制の政治を行ったことを知っている人たちも多いし、香港の例を見るまでもなく一度でも中国寄りの総統が当選したら一気に力づくでも中国との同一の政治体制に動き出すのは明らかだろう。その点で中国との関係は微妙なバランスが求められそうだ。
どちらにしても台湾の行方は台湾人が決める事になると信じたい。
経済的に外国的に政治的に軍事的に圧力をかけ続ける中国にたいして独自に現状の政治体制を維持できるかどうか注目に値する。
