一部査察拒否。イラン。

イランが国際原子力機関IAEAのウラン濃縮に対して一部査察官の査察を拒否したという。欧米機関の制裁継続に拒否反応を示したものだというが。

ウラン濃縮がイランでは核開発に繋がるレベルにウラン濃縮が進んでいると見られるという。

国際機関の対応に拒否する姿勢はロシアのウクライナの侵攻以来国連機関への機能を不全にするような行動が続いている。北朝鮮への非難決議にも北朝鮮は従おうとはしていない。これは中国やロシアなど常任理事国の大国が国連機関に従わないと当然の如く小国もまたそれに倣う国が増えてくる。その意味ではロシアや中国の国連機関や国連決議への対応は非常に大事で世界的緊張を醸すことになっている。

大国は範を示さなければならない。それが世界秩序を保つ上で非常に重要なのはいうまでもない。いつになったら世界平和の兆しが見えるのだろうか。