ウクライナ反攻の困難さ。

ウクライナのゼレンスキー大統領は反攻は期待から遅れていると認めた。それでも主導権はウクライナにあり,後退はしないと述べた。

ロシアの侵攻は大国の横暴であり非はロシアにあるということは世界の大勢というのは確かだと思うけれど実際の戦いはウクライナ対ロシアであり、小国対大国の戦いであり世界は見守って武器の供与はあるものの外野席から「ガンバレ!ガンバレ!この戦いは価値観の戦いだ。」なんて応援されているだけに過ぎない。「撤退しなさい!非はロシアにある。」と言ったところでロシアという国はプーチン大統領はこの戦いに勝つことに何が何でもの感がある。米欧からの武器の供与にしてもお願いしつつ、武器の使用方法の教育を受けながらのウクライナは戦っている。ハンデは相当なものだ。核の脅しに万が一という危惧を持ちながら及び腰の米欧とロシアでは反攻が遅れるのも当然といえば当然。その意味では米欧の覚悟が試されているのかもしれない。