反スパイ法改正。中国。

中国で外国人が懸念される法律である反スパイ法が改正施行された。

「国家安全や利益に関わる文書・データ・資料・物品の窃取や買収」について罪に問われる。国家安全や利益と言われると何に当たるのか。曖昧で国がどうでもいいように解釈できそうだ。これが世界的に各国が同じ法律を作って施行したらいいのかもしれない。スパイ取締りがあちこちで起きそうだ。世界に拡がっている中国の人々もそうなると困るのではないかと思うが。米中関係や日中関係など緊張感が漂う情勢の時には特に大変になりそう。法律というのはできるだけ具体的にして分かりやすくするものだが反スパイ法などは明らかに緊張関係にある国を狙い撃ちにする可能性が高いから厄介だ。

中国と付き合う時はこんな法律があることを念頭にそこそこ付き合うしかないのかもしれない。