広島市でのクアッド開催。

今回のG7はロシア侵攻などへの結束を図るのは当初から分かっていた。

問題は同時に開催したクアッド会議。日本・米国・豪州・インドが参加して行われたのだがここの主要議題は「自由で開かれたインド太平洋」の実現。この問題では結束を固めたようだ。問題は豪州・インドがロシア侵攻についてどんな発言をしたのかということ。そして招待国として招かれたブラジル・韓国などの首脳がロシア侵攻にたいしてどんな話をしたのかということだ。あまり表に出てこないところを見るとロシア侵攻についてどれだけ突っ込んだ話合いがされたのか心配になる。インドの首相はロシア侵攻に憂慮し個人的にできるだけのことをしたいと述べたし日米韓は安全保障で結束することになったようだが世界の最大の関心事はロシア侵攻を抑えられるのかということだ。

強い経済制裁はいうけれど世界の関心はいつ・どのようにロシア侵攻を止めるかだ。

たしかに原爆の被災地で首脳会議をして資料館などを見た意義は計り知れない効果を将来にわたって及ぼすのは確かだろう。しかしロシア侵攻は日々命が失われているのだ。

国連を含めて早期に対策を打たないととんでもないことになる。