今年注目は中国とインド。

ロシア侵攻もどう転ぶか不明の状況のなかで2023年の動きは中国とインドが鍵を握ると思っている。習近平主席は最近ではこれまで以上に台湾への軍事的圧力を強めている。台湾は習近平主席の下で解決するぞという明確な意思表示だろう。その前にロシアのウクライナ侵攻問題を解決しなければ台湾とウクライナが同時進行になることを考えると大変な状況になる。そんなどさくさ紛れの解決を望んでるかもしれないではないか。その意味でインドは注目される。世界最多の人口を抱える国インド。なんとしてもインドを米欧側に引き込まなければ米欧は今度の制裁に綻びが出るかもしれない。ロシアのウクライナ侵攻の解決には武器のウクライナ供与も必要かもしれないが大事なのは外交だ。あらゆる手段を尽くして外交に勝てなければ西側諸国は数年・数十年にわたって厳しい経済状況がつづくだろう。

ロシアのウクライナ侵攻に伴う苦境が変わることがない状況になる。

新しい年が開かれない。