中国。ゼロコロナ政策崩壊。

中国の習近平主席の「ゼロコロナ政策」は事実上崩壊したという。

強力な政権基盤と思われたけれど国民の不満爆発にはやめに手を打ったようだ。

看板政策といえども国民の不満の高まりにこれ以上暴走したら天安門事件のようになると判断したのだろう。生活の不便を解消してやれば騒ぎが収まると判断したのだろうが中国トップの判断といえど誤りはあると示したことは中国でも民主主義が拡がるきっかけにはなるかもしれない。

ただコロナでの締め付けが厳しかっただけに十数億といわれる国民にゼロコロナ政策からの変更を徹底させるのはかなり時間がかかるだろう。街の状況も人々がゼロコロナが解消しても活気が戻る気配がないとも伝えられている。現実にコロナ感染者がいる以上疑心暗鬼にかかってもいるだろう。人口の多い国だから組織が動くのにも時間がかかりそうだ。

習近平主席はロシアへの態度もこの際改めてくれたらいいのだがなあ。そしたらロシア侵攻の収束も早まるのだが・・・・。