産油国と消費国。

原油価格の高騰に嫌気をさした原油消費国が国家備蓄を放出するという手段にでたことが議論を呼んでいる。産油国が却って反発して原油増産を止めて原油価格の上昇を招くのではないかという意見と一時的にせよ原油の国家備蓄の放出で価格の上げが止まり産油国も更なる反撃を警戒するのではないかという意見だ。

北半球は冬に向かい原油高は国民の生活を直撃するのは間違いがない。

ただひとついいことがあるとすれば米国と中国の2大大国が原油国家備蓄を放出することで足並みを揃えたことだ。この両国の足並みは産油国がまったく無視することはできないのではないかと自分は期待している。急激に値下げはないかもしれないが値上げもこれ以上はないのではないかと期待を込めて思っている。