メディアにモノ申す精神科医。

筑波大学精神科医斎藤環さんのメディア批判は面白い。

コロナ禍のなかでメディアに対して人々の「共感」「同調圧力強化」を求めて動くなという。公的使命を果たすという意識より人々の共感を得たいという願いのほうが強すぎるという。

人々はコロナウイルスを「穢れ」と捉えて近づかないとか排除するという意識はが働くという。。

それにただ単に誹謗中傷は駄目だというだけでは解決しないのではないか。メディアは誰も持つ「穢れを排除する意識」を取り除く報道が必要なのに・・・・。

メディアの行うアンケートは共感や同調圧力強化の道具の最たるものだろうと思う。

悪いことのほうが人々の共感が得やすいことを利用してネガティヴキャンペーンを貼り勝ちだという。ワクチンについても各国がワクチンの接種が進んでも「ワクチンを打ちたいですか」と聞く。人は必ず一言「不安はあります」と答える。「そうですね」となる。どうしたいのかさっぱり分からないことが多い。不安を煽って喜んでいるのはメディアだろう。高齢者などは不安いっぱいで鬱になりそうだという人が多いのではないか。それについては誰も責任をとることもない。

ワイドショーなどは話半分に聞いてはいるのだが時々イライラする。もうコロナ報道も1年になるそろそろ前向きな報道をしてほしいと思う。