東野圭吾「魔力の胎動」を読む

東野圭吾氏の棚を図書館に行くたびには覗いてみる。読んでいない本がないか。

この本は殺人事件があって推理して解決するという本ではないのがまたいい。

鍼灸師工藤ナユタと大学医学部教授の娘で特異な才能をもつ羽原円華がコンビで

活躍する本だ。

「魔力の胎動」

第1章「あの風に向かって翔べ」から第4章「どの道で・・」までそれぞれの章で

ふたりで解決していく。ちなみに1章は冬のジャンプ選手がスランプに落ちている

のを援ける話。2章は野球のナックルボールの話。3章は恩師の先生の息子が

川に落ちて植物状態にそんな先生を援けるべく・・。4章はナユタは実は子役で

映画に出演してゲイの役を。ずっとそのことに拘りを持っていた・・・。

5章は温泉地の硫化水素の事故。求めて死にくる人、間違って死亡する人。

魔力の胎動は1~4章までのまとめ?なのだろうか。

☆☆☆

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