「地上の楽園」

北朝鮮の帰国事業で新潟港から北朝鮮渡った人たちの人道問題が

   60年を経った今も言われているようだ。

詳しいことは分からないが・・・

子供のころ「地上の楽園」という言葉だけは鮮明に覚えているし

にこやかに旗を振りながら船に乗って港からでていく姿は印象にある。

子供ごころに印象にあるのはマスコミも政府も町のひとたちも戦争で

おぼろげながら大変な目にあった朝鮮系の人たちが故国に帰ることに

諸手をあげて喜び、多少の後めたさが解消されることに安堵したのだろう。

時代は日本人でも「地上の楽園」を声高に信じる人たちもいたように思う。

60年たって尚不幸な人がいるならできることなら手を差し伸べてほしい。

核を持ち、威嚇的に報ずる今の北朝鮮には難しいかなあああ。