2019-04-13 函館仏像群 西国編㉕ 日記 日本各地に四国巡礼・西国巡礼などを身近なところで 願をかけたい人が寄進して仏像をたてたと思われる。 仏像の前には花などが手向けられているのを目にする。 今回の札所は修学旅行などで馴染みの清水寺。 西国巡礼札所 (湯川寺 仏像群から) 16番 音羽山 清水寺 京都市東山区清水1 ご本尊 千手観世音菩薩 北法相宗大本山 開基~延鎮(伝)778 興福寺の僧延鎮が夢のお告げで音羽山 に行き行叡(観音化身)に会い霊木に 千手観音を刻み安置したのが始まり(伝) 坂上田村麻呂との縁が深く、清水寺では 行叡を元祖・延鎮を開山・田村麻呂を本願 と位置付けているという。 本尊は特に「清水寺形千手観音」という。 脇侍 毘沙門天・地蔵菩薩で鎧で武装し た上に袈裟を着、兜をつけ剣を持つ。 枕草子・源氏物語・今昔物語集などで平安中期には観音霊場であったと知れる。 三職六坊の職制で運営されてるが大西良慶(近代中興)が北法相宗に改宗。 「清水の舞台」(懸造り)や音羽の滝はあまりに有名。文化財も多数だ。