函館仏像群 西国編㉕


   日本各地に四国巡礼・西国巡礼などを身近なところで
       願をかけたい人が寄進して仏像をたてたと思われる。
       仏像の前には花などが手向けられているのを目にする。
       今回の札所は修学旅行などで馴染みの清水寺

   西国巡礼札所      (湯川寺 仏像群から)
   16番  音羽山  清水寺        京都市東山区清水1
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ご本尊 千手観世音菩薩 
北法相宗大本山 開基~延鎮(伝)778
興福寺の僧延鎮が夢のお告げで音羽山
に行き行叡(観音化身)に会い霊木に
千手観音を刻み安置したのが始まり(伝)
坂上田村麻呂との縁が深く、清水寺では
行叡を元祖・延鎮を開山・田村麻呂を本願
と位置付けているという。
本尊は特に「清水寺形千手観音」という。
脇侍 毘沙門天地蔵菩薩で鎧で武装
た上に袈裟を着、兜をつけ剣を持つ。
枕草子源氏物語今昔物語集などで平安中期には観音霊場であったと知れる。
三職六坊の職制で運営されてるが大西良慶(近代中興)が北法相宗に改宗。
「清水の舞台」(懸造り)や音羽の滝はあまりに有名。文化財も多数だ。