物言えば唇寒し春?の風

  芭蕉の句に
     「物言えば唇寒し秋の風」というのがある。
     口は災いのもとであることが多い。

     最近の傾向は
        「言わぬが花」が一番のようである。
        政治家や有名人は心して言わないと叩かれる。
        政治家が結婚披露宴で
          「3人のこどもを産んでいただきたい」と挨拶すると紹介したら
          女性蔑視とたたかれた。
        この間 セクハラ問題では多くの政治家が謝罪した。 
        ネットでもいろいろ叩かれているのを目にする。

     これはいい傾向なのだろうか。
     差別になる、迷惑になる、トラブルになる、法に触れる。
     いろいろ言葉をえらび発言することは重要だが過ぎることは
     「物言えぬ社会」「物言わぬ社会」はどうなのだろうか。
     内に籠る陰湿な社会になりかねない。

     いろいろな考えが溢れる社会であるほうがいい。
     評論的に自分の考えを隠してものをいうことが増えている。  
     「自分はこう思う。」とはっきり物をいう社会であるほうがいい。
     それには寛容の精神や本質を読む目をもつことが必要だと思う。
      所詮  自分のブログは
       言葉たらずや失言だらけだと思うが今の自分を記録しておきたい。
      ただ望みはその1点である。