散歩道は木々を渡る風が音をたてて、葉を飛ばし、木々を大きく揺らしている。
朝のうちは手袋も必要になってきた。
散歩してると以前会ったキノコとりのおじさんにまた出会う。入れ物にはキノコが2個。
「休みがなくてさ」 「若い人はいいとこあるとすぐ辞めるしさ」 「帰るのは7,8時だし」
”がんばってください”そういうしかなかったけれど、山のなかでも今の地方の窮状が見える
ような気がする。自分は社会から逃れて山道散歩を楽しんでいるのだが・・・・・・・・・・・・・・・・。