織守きょうや『花束は毒』を読む

織守きょうや作品。おりがみきょうやと読むらしい。1980年ロンドン生まれ。

亀田コミュから新着本を借りて来る。

『花束は毒』

医学生だった頃真壁研一は飲み会の後の帰宅途中に強姦の疑いをかけられ警察に拘束される。医学の道を閉ざされ示談を親がとりまとめ引っ越しを余儀なくされ友達も失いインテリアショップで店長として働いている。木瀬芳樹は研一の人柄から強姦の疑いには疑問を持っている。

研一と会った時脅迫状に悩まされているという話を聞き、自分が依頼人となって中学生のころから探偵のもの真似をしていて大きくなって探偵事務所に勤めた北見理花の事務所に依頼する。やっと研一にも彼女ができ過去の出来事を知られずに結婚する意志もあるという。なんとしても誰が脅迫状をだしているのか理花が担当になって聞き込み・調査をする。やっと強姦の被害者の父が結婚をしないようにという脅迫状をだしていることまで調査で分かるのだが・・・・・・・・・。結婚相手は井上かなみというのだが実は強姦は事実と違った。真実は研一と一緒になりたいばかりにかなみが仕掛けた謀略だった・・・・。

(調査を依頼した木瀬は幸せそうな二人の姿にどうすべきか迷うという話。)

☆☆☆