小路幸也『花咲小路1丁目の刑事』を読む

小路幸也(しょうじゆきや)作品。北海道生まれ。花咲小路シリーズの1作なのだろう。全体として優しいさが溢れる作品。

『花咲小路1丁目の刑事』

花咲小路の定食屋を営む祖父母の店の2階に住む。学校を出て地元の刑事になった。

幼馴染や同級生や後輩など商店街には知ってる人ばかりだ。おばあちゃんは非番の時には何かと面倒なお願いをしてくる。祖母は地域の有名人なのだ。★知り合いの猫が自分のうちで餌を食べないという。どこかで餌をもらっているようだから調べてほしいとか。★近所のお祖父ちゃんが亡くなったのだがなぜか手紙が来るという。なぜか。

★祖父母が就職祝いにお金をを出すからテーラードでスーツを近所の洋装店でつくれという。そこの娘さんと話をすると役員という触れ込みで年2着作ってくれる人が実はトラック野郎という。何故なのか調べてほしいと。★近くの本屋に梶井基次郎の作品のように本の上にレモンやミカンを置いていく人がいるという。何故か調べてと。

★祖父母の定食屋は(あかさか)というのだがそこで人質事件発生。祖父は元ヤクザ。そのつながりでヤクザが祖父に逢いにきたらしい。などなど。

(新人刑事は淳ちゃん刑事といわれて地域の馴染みになっている。)

☆☆☆