ロシアとイスラエルの現状。

ロシア侵攻から2年。ロシア有利の論調が増えてきた。

こんな理不尽なことがあるのだろうか。大国の横暴でウクライナに侵攻し、安保理の拒否権を持つ大国ロシアが世界の安定に貢献せず責任を放棄してウクライナに侵攻するという横暴を国際社会が加担する愚を許すのか。それが現在の国際社会なのか。

人間社会の勝馬に乗る風潮のままに国際社会もまたそれでいいのか。

理不尽は理不尽として糾弾することができないままだ。ロシアが有利なことは確かなのだろう。しかしウクライナは正面突破からゲリラ的な攻撃への転換したようだからロシアといえどこれから不意の攻撃に悩まされることは間違いがない。撤退が一番いいのだが・・・・・。

イスラエルは攻撃を継続し100万人以上が避難しているガザ地区南部に攻撃を加えようとしている。人命がどれほど失われるのか分からない状況になりそうだという。

国際社会はイスラエルの攻撃を阻止できない状況が続いている。世界のトップクラスの指導者と言われる人たちがイスラエルパレスチナもともに妥協のできる和平案を提案できないでいる。イスラエルの攻撃を止めてハマスの反撃を阻止しパレスチナの人々に安定をもたらす案を示せないでいる。逃げ惑う人たちだけが酷い目に遭わされている。