虚偽情報流布で財産没収?

ロシアの上院で虚偽情報を流布させたものから財産を没収できる法案が可決したという。虚偽情報という曖昧な法律はどんなことにも適用されるだろう。当然軍を批判したものや政権を批判したものも財産没収の対象になると考えられ大統領の署名待ちというから恐ろしい。裏切りものは許さないというけれど国民を裏切っているのは誰か。

これではロシア国民は怖くてものも言えないだろう。反戦候補といわれたナジェージュン氏の立候補のための署名を集めたけれど不備ありとして選管は登録はできないとした。署名簿が中央選管にあることが怖いなあ。当然個人情報が書き込まれているのだろうから取り締まろうと思えば一網打尽だ。これではプーチン大統領の当選が確実されているのは当然というべきか。

しかし規制を厳しくすればするほど自分が失脚した時が怖い。だからさらに規制を強める。悪循環に陥っているのかもしれない。権力者とはそんなものなのだろう。

プーチン大統領に権力を与えすぎたのではないか。国民も後悔しているのではないか。

そんな気がするがどうだろう?