ウクライナはいま冬の厳しさに加えてロシアの電力インフラへの攻撃を回避することに大変だ。さらに厳しいのは米国の共和党がウクライナ支援への支出に渋っていることだ。大統領選も絡んでバイデン政権に打撃を与えたいという思惑もあるのだろう。
加えてウクライナの反攻の停滞はEUにおいても支援疲れともいうべき状況もある。
ゼレンスキー大統領にとっては頭の痛い日々が続きそうだ。
なんとしてもこの苦境を乗り切って新しい年に少しでも光が見えるようになってほしいと思う。苦しいのはゼレンスキー大統領だけではない。東部・南部で戦う前線のウクライナ兵士たちにとっては寒さと合わせて厳しい状況を続けているのだろう。
ロシアでは野党の元党首が大統領選にでるための署名を100万人を集めたという。ただ出馬には1000万人の署名が必要という。署名した人々はもしかしたら逮捕されるような厳しい状況のなかで署名しているのだろう。ロシア国民の半数が平和を希求している。せめて立候補ができるような状況になればいいのだが・・・・。