不思議な国。ロシア。

新聞の記者を殺害したとして20年の懲役刑を受けていた元公務員がウクライナへの侵攻に参加することで恩赦を受けていたというニュースがある。

ロシアという国はプーチン大統領の権限でどうすることも可能なのだろう。囚人をウクライナへの兵役に付けて恩赦を与える。たとえ殺人犯でもだ。

徴兵制度で一般人を戦地に送るよりは囚人を送る方がいいという判断らしい。命に差別を付けているように見えるしなにより凶悪犯もウクライナでどんな行動を起こすかも知れないのに戦争に勝つためには仕方がないと考えるのだろう。

大統領選も近づいてきた。冬将軍もやってくる。経済制裁を受けて国民からの不満もでてきている。ウクライナの反攻も遅々とはいえ確実に軍備も兵士を消耗させている。

もはやなりふり構わってはいられない。そう思っているのかもしれない。