自由のない国。その二。

日本の警察が産業研究所の中国籍の研究者を研究データの漏洩したとして逮捕した事件。中国の外務省は日本に対して「重大な懸念」を表明した。先日には中国に働く日本人をスパイ容疑で拘束した事件を思いださせる。研究者は習近平主席と一緒に写真までとる人物だという。結果として容疑者の交換という形に結果としてなるのではないいかという気がしないでもない。中国の法律に則って粛々と逮捕すると中国が外国人を拘束する時はいうのだから日本だって日本の法律に則って逮捕するのは当然のこと。

これだって中国ではスパイ容疑に当たるのではないかと推量する。

日本はとかくスパイ天国とも評される。どちらかといえば大らかな性格もあって日本の経済の停滞はそれが影響してどんどん技術が海外に持ち出されその結果と思えないこともない。

香港の民主派と言われた人の声もまったく聞こえなくなった。国民を監視する国では日本のような自由はあり得ないのだろう。自由とはなにを自由というのか難しいけれど・・・・。