訴訟大国アメリカ。

不倫口止め疑惑で起訴された米国のトランプ前大統領がかっての腹心で顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を665億円の損害賠償を求めてフロリダ州の連邦地裁に訴訟を起こしたという。訴訟大国といわれる米国の話だけに665億円とスケールが大きい。「虚偽を広めた」結果依頼人と弁護士の関係を損ない、秘密保持契約に違反していると主張している。そして「悪意があり完全に利己的」と非難しているらしい。

不倫口止め疑惑で34個の罪名で起訴されたトランプ前大統領がかっては腹心としていた元顧問弁護士への訴訟を起こすという大胆な展開になった。

議会への襲撃煽動とか脱税とか不倫口止めとかその他叩けば埃が出そうな元大統領が攻勢にでたのだろうか、それとも時間稼ぎなのかよく分からないが元腹心ということは二人の関係は一時は信頼しあい濃密であったろうにその相手を訴訟に訴えるのは危険すぎるような気がするけれど訴訟をするからには勝算があるのだろう。

下世話な話で665億円の訴訟とはいくらの弁護士料がかかるのだろうかと貧乏人は思ってしまう。次期大統領選にも出馬の意欲を見せるトランプ前大統領。どんな結果になるのか野次馬的に注目している。