「国家存亡の危機」

ロシア外相は核の使用について「国家存亡の危機」のみに核を使用という。

「国家存亡の危機」とはどんな場合をいうのか。それが不明だからロシアは核を使用するのではないかと思うわけだし、現実にはウクライナ全土に打ち込まれてウクライナはまさに国家存亡の危機にありながら抵抗し反攻しているだけに過ぎない。ロシアにミサイル一発でも国家存亡の危機なのか核攻撃にあった時や米英が核を使用する兆候があった時をいうのか、まさにこれはプーチン大統領の一存で国家存亡の危機といえば国家存亡の危機になる。プーチン大統領は「領土を脅かされればあらゆる手段をとる」という。ウクライナはロシアによって領土を夥しく脅かされているというのに。これが独裁的国家権力者の恐ろしさであり、その意味では米英からの核攻撃はロシアが先に核を使わない限りは核攻撃はありえない。しかしロシアの横暴があまりに続くようなら「堪忍袋の緒が切れる」ということはあり得るだろう。

距離の長いミサイルをウクライナに提供していない米欧の堪忍をロシアに感じてほしいと思う。そのためにウクライナ人の民間人の命が多数犠牲になっていることも感じてほしいものだ。無理かもなあ・・・・。

他国の領土を脅かしていながら自国の領土を脅かしたらあらゆる手段をとるという矛盾を感じない権力者が世界にはいることに驚き。