世界の大富豪が物議。

米国の電気自動車大手で世界一の富豪といわれる「テスラ」社のイーロン・マスク氏が中国の人権問題の核心の地といわれる新疆ウイグル自治区に「テスラ」の代理店を開設したという。米中関係悪化の問題の地への出店でさらに米中関係は紛糾しそうだという。

なにしろ世界の大富豪だからバイデン大統領がなにを言おうとどこ吹く風という感じなのかもしれない。新疆の人権問題は欧州でも問題にしているだけにイーロン・マスク氏への風当たりは強くなりそうだ。政治のトップ対経済のトップのこれからの動向が北京五輪を前にしてどんなことになるか。もともと中国寄りの思考といわれるマスク氏のことだから簡単に引き下がるとも思えない。軍配はどっち。注目だ。

余談だが先日テスラの自動車を買った北欧のユーザーが電池の不具合の修理を頼んだら230万円といわれて自動車自体を爆破したという面白ニュースもあった。