池井戸潤作品。やっぱり売れっ子作家の本は読ませる。文章に無駄がないし、
構成がはっきりしてるから読みやすい。半沢直樹がテレビで人気だがこの作品も
銀行もので似たような作品。
『仇敵』
大手銀行の優秀な銀行員が不祥事で退社して地方銀行の庶務行員として再出発。
恋窪は駐車場の整理とかの仕事についたのだが松木という若手営業銀行員が
恋窪を慕ってなにかとアドバイス受ける。かっての銀行で退社の元になった
黒幕峯岸常務の不正に関わる死人が何人もでてその仇を取るべく敢然と
自分はなんども暴力をうけながら究明に乗り出す話。
☆☆☆☆
