有川浩『フリーター家を買う』を読む。

有川浩作品。以前読んだような気もするが・・。やっぱりヒットした作品は何度読んでも面白い。テンポといい構成といいどこか違うのだろう。就職前の人なんかは読んでから就職活動をしたほうがいいかもしれない。親と子の関係も・・・。

フリーター、家を買う。

大学新卒で入社した武誠治。かってあった自己啓発の研修でしごかれて3か月ほどで退社。もっと自分が生かせる会社はたくさんあるだろうと。しかし簡単にはいかなかった。結局フリーターの道へ。経理の鬼ともいわれるが酒に弱い父。当然父は厳しいし話もしない日々。父の酒癖と性格に近所からいじめで母は精神的にまいってうつ病に。

誠治は土木関係のフリーターとして半年ほど働くと認めてくれる人たちが出てきた。そこの社長も認めてくれて正社員に。母は病が重くなってついには自殺未遂までも。

病院の医師に嫁いだ姉が父と誠治に大説教。この母の病は住まいを変えないと治らないと。誠治はなんとしても家を買おうと奮起する・・・・。業務主任となって業務拡張のための社員採用の大命を社長から仰せつかり自分の身を顧みてアイデアをだして採用した元バンドマンの男と優秀大学をでて一流会社から飛び込んできた女性。

捨て猫が取り持つ恋がなるか・・・。現場監督目指して頑張る女性と元フリーター。

(人はきちんと見ているということ。どこかに受かるだろうでは通用しない。自分の若い頃を思いださせてくれた。今の若者は昔に比べてしっかりしてるだろうが・・。)

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