「建設的関係構築」日中外相。

日本の林外相と中国の秦外相が初めて電話会談をしたという。

日中関係を「建設的関係構築」することで一致したと報じられている。

非常に口当たりのいい言葉ですべてに喧嘩腰で終わらなかったことは良とすべきなのかもしれない。尖閣諸島問題や原発の廃液問題などでは中国の外相はいいたいことを言って終わったらしい。なにしろ大変な国だから言葉通りに受け取れないのが残念なところであり警戒を怠らないことだろう。何かあったら豹変するのは目に見えている。

新外相とのまずは社交辞令がスタートといったところだ。

怖いのは尖閣諸島の問題であり近海に中国船が出没するために漁も大変だというニュースもある。台湾問題も日本にとっては重大な問題だ。この大きな問題は差し置いて良好な対中関係をまず築いていくしかないのかもしれない。

どんな建設的関係の具体策が出てくるのか注目していきたいものだ。

「現代のナチズム」というが・・・。

ロシアは戦車供与にかなり神経を尖らせているようだ。ロシアは勝利するといいつつ戦車供与に激しく非難している。「ナチズム」というかっての古語がさかんに飛び出している。ドイツとナチズムをイコールにしてロシア国民には分かりやすいのだろう。

プーチン大統領の支持率が上昇しているという情報がある。本当かどうかは分からないが「勝利する」「団結をしよう」と国民を鼓舞している。ロシアがウクライナに勝つことがロシア国民にとってそれほど良いことなのだろうか。たとえ勝ったとしてもロシアの信頼を失いロシア人は自分勝手とかどこでも侵略する国民とかいい印象は得られないだろう。勝つことでプーチン大統領のメンツが保たれるに過ぎない。きっと銅像でも建てられることを望んでいるのかもしれない。情報統制されて国民は正しい情報がはいらないか統制が厳しいから行動できないのか。全体主義的なナチズムの要素はいまでは西欧諸国よりロシアのほうが色濃いと思うけれどどうなのだろう。

兎に角戦車供与も始まったらどう戦局が動くのか。とにかく注視している。願わくばウクライナの反撃が功を奏してロシアが撤退が始まることを願いたい。

福ニャン日記 年金生活者

2月3日 くもり

今年は北海道の鉄道は雪で大変だ。お客さんも大変。大学の入試もある季節。受験生や家族は雪情報には神経を使うなあ。その点が年金生活者はまったく気にしなくていいからそれだけは気分的には楽でいい。だから自分は多少のことは文句は言わない。

気になるニュースでは神戸で救急車に文句を言って遅らせて逮捕されたという会社役員という48歳の人。現実を見たわけではないが”自己中”の人がなんと多いことか。

救急車には子供を乗せていたという。文句を言った人は子供とキャッチボール。ああ。

山道散歩。今日も幼稚園児がそり滑りにたくさん来てた。楽しげだなあ。雪で遊ぶ・スピードを楽しむ。本当に子供は好きなんだなあ。自分たちの子供の時は坂道でソリだったからなあ。時代は道路で遊べないからなあ。親に付き添われて遊んだ経験が思い浮かばない。冬の楽しみは竹スキーとかソリ滑りとか雪スケートとかかまくら作りかなあ。

歳を取ったら園児の歓声を横目に転ばないように歩くだけだ。

 

三浦綾子『ちいろば先生物語』を読む。

三浦綾子作品。北海道の著名な作家なのだがほとんど読んだことがなかった。宗教色が強いイメージがあったから。この本は特に聖書の中の神の御用があれば何を置いても背中に乗せるという小さな力のないロバの話を座右の銘とした牧師さんの人生記。

『ちいろば先生物語」三浦綾子小説選集⑥

榎本保郎は子供の頃から真面目で一本気・短気なところもある少年だったがキリスト教とは無縁だった。大戦で満州へ出征、その時の友達が人格者で熱心なキリスト信者。

保郎は天皇を信じて戦ったのだが敗戦。敗戦の現実は酷いものだった。一途に陛下を信奉してきただけに生きる目的を失って帰還。キリストの道を目指して同志社に入るも思いと相いれなくて挫折も再度神学の道に。そこで知り合った仲間と研鑽。学生の身で世光教会を設立して林間学校や幼稚園のようなものを作り、保母の資格のある和子と結婚したくさんの人々に助けられて、人柄が好まれて牧師として成長していく。

大きくなった世光教会を去り望まれるままに四国の今治の教会に渡り病気になりながらもアシュラム活動にも力を尽くしアシュラムセンターを開設し国内外で講演活動をしながら52歳で亡くなった榎本保郎の一代記。

(神を信じ神の御心のままに突き進んだ榎本保郎。自分的にはやっぱり違和感があるなあ。)

☆☆

 

「パリ五輪」はどうなる?

来年に控えたパリ五輪のロシア選手の参加についてどうなるのか。

パリの五輪組織委員会IOCやIFの決定に従うと発表した。パリ五輪としてはこの問題の矢面に立つのは大変と判断したのだろう。

IOCはロシアとウクライナに対してや侵攻にたいして中立という立場をとれば参加を認めるような雰囲気だ。しかし戦争状態が今年いっぱい経っても終わらず戦闘がさらにエスカレートする場合も考えられるがその時はどうするのか。選手の中立とはどういうことか。またまた選手個人での参加を認めるとかいうことか。

IOCの判断というが判断は難しい。なにしろ局面によってはロシアが引かなければ大戦という極論まであり得るのだ。ウクライナの選手が戦闘に参加して亡くなっている例も多い現状を無視することができるのか。友愛だ・連帯だ・平和だといっても独裁国家の選手を参加させるのとは訳が違う。侵攻という最悪の決断したロシアが相手であり、ロシアの選手が相手なのだ。状況によっては米欧の選手が参加しないという局面まであり得るのだ。ロシア侵攻の状況がパリ五輪に大きく影響しそうだ。注視だ。

もうすぐ侵攻1年がくる。

ロシアのウクライナ侵攻以来1年になろうとしている。ロシアは侵攻1年を控えて確固たる優位を得ようと大攻勢をかける兆候があると伝えられる。

侵攻の理解できない正当性をいい。ウクライナの首都を攻撃し、核の脅しをかけ、それからウクライナ東部を攻撃し、支配した地域の併合を宣言したものの現在はウクライナの反攻で州すべてを併合できるまでにはならず膠着状態が続いているのが現状だろう。

短期間で終わると見られた侵攻が長期間に及び膠着状態を打破すべく両国が次のステージに向かおうとしている。この春の決戦がロシアのウクライナ侵攻の優劣が決まって大きな動きになるかもしれない。期待は東部戦線でウクライナの反攻が功を奏してロシアが撤退して以前の侵攻前の状態に戻ることを期待している。うまくいくかどうか。

それまでウクライナ国民の辛抱が持つかどうかも鍵を握りそうだ。

なんとしても頑張ってほしい。

福ニャン日記 テーオーデパート閉店。

2月2日 くもり

気温が上がったけれど天候は荒れ気味。湿った雪が重なっていく。

それにしても今どきの話題は物価高・強盗・飲食店でのいたずら。どれも嫌なことばかりだ。物価高は平等に家計を圧迫する。特に自分たち年金生活者は額が決まっているから突き抜けたら破綻する。一過性のものなら頑張れるが・・・。困ったもんだ。

函館は住みよいところと思っているが悲しいニュースが。帯広の藤丸の閉店が大きなニュースとなったが函館でも函館の老舗大型店テーオーデパートが8月で閉店と発表された。棒二森屋西武百貨店イトーヨーカドーが既に閉店し残るは丸井デパートぐらいと北斗市のハイパーがあるぐらいだ。人口減で購買力が減ってるのだろう。ヨーカドーの跡地も決まらないなかでどうなるのだろう。時代は変化してるのだろう。北海道の中では函館は気候も景色もいい所で住みやすいのになあ。街が寂れていきそうなのが残念。