阿炎関ガンバレ!師匠の死を乗り越えて。

元寺尾関が亡くなって阿炎関は「親のような」師匠を亡くして涙を流したという。

「まだ師匠の背中も見えない」レベルとなんとか自分が頑張って活躍して師匠の名をフアンに忘れないようにすると活躍を誓う阿炎関。

今は小結だけれど体力的には大関横綱を目指せるだけの器であることは相撲フアンなら誰でも認めるところだ。初場所の活躍を期待したい。

元寺尾関・錣山親方の父親の鶴ケ嶺関は80代の相撲フアンなら誰もが知っている相撲巧者の力士であった。身体はそれほど大きくはなかったけれど息子たちとは相撲の形が異なり内掛けや外掛けや投げ技で相撲フアンを魅了した力士であった。相撲の形は息子たちの寺尾関や逆鉾関とは違ったけれど息子たちも名を成した力士に育った。

相撲一家の家で育った寺尾関は「相撲の鉄人」ともいわれテレビ解説では独特の辛口で人気もあり、同じく北の富士関もテレビ解説を休んでいる。寂しい限りである。