大相撲春場所に激震が走っている。恐るべき若者たちが現れたのだ。
新入幕で幕尻の尊富士関があれよあれよという間に１１連勝を飾り、歴史的大横綱だった大鵬関に連勝記録が並んだ。新大関の琴ノ若関をも圧倒してしまったのだ。大の里関には２差。他の力士には３差をつけての優勝街道を走っているのだ。琴ノ若関はなんとか若手を止めるだろうという思いを相撲フアンは持っていたに違いがないが好調の大関琴ノ若関を圧倒したのだから驚きしかない。相撲界に激震が走っているのではないか。相撲協会も喜んでばかりもいられないのではないか。
大の里関も大関貴景勝関を力で圧倒してしまった。まだまだふたりの快進撃は続きそうな気配である。こうなったら将来性豊かな若いふたりの活躍に拍手を送るしかない。
十両も波乱が起きている。帰り十両の若隆景関が圧倒的に強くて優勝だろうと思われていたのだが朝紅龍関とともに３敗になってしまった。トップは２敗の大翔鵬関だ。まだまだ十両も波乱でどの力士が優勝するのか分からなくなってきた。
相撲は面白いなあ。
