首脳会談花盛り。日中・日韓・日米。

米国でのAPECの会議に合わせて各国との首脳会談が活発だ。

習近平主席は各国との会談では台湾問題以外は融和とも思える雰囲気作りをしているように思う。ただ経済問題でも雰囲気だけで譲る気はないように思うから基本的には米中関係の緊張感の緩和はうかがえないけれど・・・。

日中首脳会談は日本の岸田首相は日中が平和のために責任をもって事に当たるべきだと主張し、処理水問題にも言及しているが変化があったかどうかは見えない。

日韓首脳会談は蜜月と論評したマスコミもあるくらいだから友好関係は維持しているのだろう。

問題はいま緊急の課題であるイスラエルガザ地区攻撃の問題やロシアのウクライナ侵攻への対応をどのようなスケジュールでどう対応していくのかということは見えてこない。言葉を尽くして曖昧にオブラートで包むようにして話し合うのが外交なのだろう。

大変だなあ。イスラエルは人質解放を条件にパレスチナから撤退とかロシアはウクライナから撤退すべきとか明確にいえないのかなあ。