ナワリヌイ氏懲役19年。

ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏が懲役19年の刑が確定したというニュース。

日本人には「反政府活動家」という肩書があまり理解できない。反政府活動家といってしまえば政府としても黙認はできないだろう。野党という公党での活動はロシアではできないのだろう。それにしても薬を盛られ、過激派組織をつくったとして拘束され、そのほか経済的理由でも裁判にかけられた。

これではロシアの国内では政府に楯突くのは命がけということだ。

政府に反対する政党が育つことがないのだろう。日本でも野党というのはなかなか育たない。結局野党は政府に反対することで国民の認知を受けようとする。日本では国民が政治的に成熟すれば野党といえど反対ばかりでなく国民のためにはどうするのがいいのかの知恵をだしあいで勝負をしようとなるのだろうが・・・。それにしてもロシアの反政府活動をするのは大変なことだ。ロシアはまして大統領制だから大統領が署名すれば簡単に法律が出来ちゃうからなあ。議会制民主主義などはないのだろうなあ。