中国は外交巧者。

ブラジルの大統領が中国を訪問した。

大統領は「米国は戦争の煽動をやめよ。話し合いをするべきだ。」という。この説にはどうしても違和感を覚える。まずはロシアのウクライナ侵攻を非難するのが先だろう。

その後で米国はウクライナに人命を損失させる戦闘をやめるよう米国は説得すべきというなら分かる。ロシアのウクライナ侵攻を非難もせずに米国の武器供与を非難するのは前後逆だと思うけれど・・・。それにしても中国の外交はしたたかだ。フランスのマクロン大統領を懐柔したようにブラジルの大統領も苦も無く中国の首脳の前ではロシア非難を言わせない雰囲気なのだろう。1国の大統領としては残念な発言ではあるけれど中国の外交がしたたかなのだろう。こうしてロシアのウクライナ侵攻に物言わぬ国を増やしていくのだろうなあ・・・。その陰で中国の国防相をロシアの招きでロシア訪問させている。怖いなあ。