須賀しのぶ『ゲームセットにはまだ早い」を読む

須賀しのぶ作品。こんどは挫折した野球選手がクラブチームで頑張る話。

会津江田島そして野球にきた。作家もテーマを選ぶには大変だろう。

『ゲームセットにはまだ早い』

高校野球スラッガーで名を上げた高階も大学でもパットせずドラフトから外れた。

直海は投手として高校・大学・プロと順調に行ったかに見えたが肩・肘を壊して

挫折。海外で高校野球の有名監督の片桐が地元の青年たちに野球を教えているのに出会って片桐は三香田市のクラブ野球の監督として直海は外野手として着任する。

夢をすてきれない野球好きが片桐監督のもとで都市対抗など社会人野球の頂をめざして頑張る話だ。能力がなくても頑張る選手・能力があっても気づかない選手・能力は天才といわれてもそれに押しつぶされる選手などなどの集団が・・・・・・・・・・。

☆☆☆

 

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