戦後70年経って初代宮内庁長官の昭和天皇とのやりとりが公開された。
いろいろ昭和天皇も象徴天皇となっての戸惑いも感じられ興味深い。
戦争への反省、それに伴う退位・譲位の問題、憲法改正や再軍備の問題、
政治への未練、戦争時の首相への人物観などなどだ。
戦争への反省を吉田首相に止められたというのも興味深い。
いろいろ反省を口にするのはいいが「天皇万歳!」を叫んで死んでいった
人々が多くいたことを思うと軽々に反省は口にすべきではなかったのでだろう。
天皇といえども改めて「人の子」であることを思ったことである。