#梶よう子『墨の香』を読む。

梶よう子作品。東京生まれで15年には直木賞候補になった時代小説作家。

北斎まんだら」につづいて2冊目の読破だ。

『墨の香』

代々祐筆の家に生まれた雪江と新之丞の姉と弟。新之丞は祐筆としてお城勤めだが娘たちが出待するほどのいい男。雪江は理由のはっきりしない出戻りなのだが三筆と称せられる巻菱湖に弟子入りして師匠にかわいがられ書家でもあるので自宅で書の指南所をやることに。良家の娘たちを指導するのだが・・。指導する娘たちの家柄などの確執やかっての兄弟子たちとの確執やかっての夫への想いなどが描かれる。最後は出戻りの原因は夫が重要な役目で理由は明かせなかっただけだった。最後はめでたしめでたし。

(書道の話なのでやさしく描かれる。かっては活発な女性が結婚以来しとやかに・・)

☆☆☆

f:id:yamachanmamechan:20201121113703j:plain

 

勝負の時。

プロ野球の日本シリーズが始まった。例年よりは盛り上がらないとはいえ巨人対ソフトバンクというゴールデンカードだ。第1戦に勝つかどうかはシリーズを大きく左右する。ソフトバンクが第1戦を勝利して主導権を握った。このままでいいのか原巨人。

〇大相撲は千秋楽。まさに貴景勝関と照ノ富士関の一騎打ち。勝負の時だ。

1敗の差があるから照ノ富士関は2回勝たないと優勝はない。その意味では貴景勝関だ。

〇女子ゴルフも古江選手が首位。2週連続勝てるか。笹生選手が2打差で追う。最終日はハプニングも起きやすい。緊張感もでる。勝負に勝つ気力が左右するゲームだ。

今日は見どころいっぱいのスポーツの勝負の時をしっかり見たいものだ。

コロナはいるかもしれない。

GOTOトラベル・GOTOイートがコロナ感染が各地で最多を記録で見直しへ。

ネーミングはすこぶるいいのになあ。これがオリンピック開催前後だったら景気上昇にはかなりの力があっただろうに・・・。医学会の声にはかなわない。

それにしてもGOTOにはかなりの人出だったという。コロナよりもお得感が優先されるらしい。3連休も羽田などは混雑という評価だ。

コロナの怖さを知らない人はいないはずなのに。無対策でGOTOを利用するとは思えないのに。感染が拡大している。各人がどんな対策をしているのか掘り下げてみたらいい。飲食店に行くときはどうしているか。旅行に行くときはどうしているか。

行くほうと迎えるほうが完全ならば感染が大きく拡がることはないはず。

どこかに穴があるはずなのだ。それには感染した人の話を集めたら糸口が分かるのではないか。マスクをする。手洗いをする。三密を避ける。単純にこれだけでは感染を防げていないことに注目すべきだと思う。コロナから逃げることかも・・。

混雑してる店には入らない。人が多いところには行かない。対策が危うい店に入らない。店や人から逃げることだ。店も人もコロナまみれなのだから・・・・。

交通安全運転と一緒だ。だろうではなくかもしれない運転だ。コロナウイルスがいるかもしれないと思うことだ。

福ニャン日記 「小」の時代?

11月21日 くもり

札幌の病院関係のクラスターがひどい。病院や施設ではコロナチェック体制をしたらどうだろう。見えないコロナはうっかりミスだって感染する。言われたとおり対策をしたつもりでもつい普段通りの対応をする場合もある。チェック者が巡回してマニュアル通りの対応してるかどうかのチェックをさせたらいいように思うがどうだろうか。

消毒液を置いてそれで対策となっていないか。緊張感をアップしないとと思うが・・。

コロナ禍で感染者が最多を更新するなかで小池知事は5つの「小」を提案した。

小1時間とか小人数とか言ってたが小池の小も言いたかったのかもしれないなあ。

山道散歩。一昨日の未明には函館は台風のような風が吹いた。あばら家の我が家は

2階が揺れた。この風で木々の葉がほとんど落ちてしまったようだ。林の見通しが良くなったが寒々しくにもなった。明日から気温が低下するという。身がしき締まる。

f:id:yamachanmamechan:20201120174522j:plain

 

大相撲もいよいよ佳境に。

照ノ富士関が隠岐の海関を難なく破って2敗を守る。

貴景勝関は同じ1敗の志摩の海関をちょっと苦戦したが貫禄の勝ち星で1敗を守る。

今日は照ノ富士関は2敗の志摩の海関との対戦。

一方貴景勝関はこのところ連敗が続いている御嶽海関だ。

ともに勝てそうだから千秋楽の貴景勝関と照ノ富士関の決戦が面白そうだ。

是非ともに今日は勝って千秋楽のいい取り組みが見たいものだ。

できれば照ノ富士関が貴景勝関を破って同点決勝戦でちょっと低調の大相撲を最後に盛り上げてくれればいいと思うが・・。勝負事だからどうなるやら・・・・。

 

不幸中の幸い。

香川県坂出市沖での小型船の沈没事故は死者が出なくて良かったなあ。

修学旅行の小学6年生が52人も乗っていたというのだからみんな無事でよかった。

何人かは低体温症ということだが命にかかわることはないらしい。

とんだ修学旅行になったものだ。心に傷はつかないのかがちょっと心配だが・・。

先日 中東で移民船が沈没して多数の死者が出た事故があったばかりだ。

海外の無謀な移民船とは同列にはできないが船の旅は怖い。

無事でよかったよかった。

羊頭狗肉。

羊頭狗肉とは見かけと実質が伴わないことのたとえをいう。

総務省の武田大臣が通信大手の携帯料金の値下げ対応に対して「羊頭狗肉」「不親切」と切り捨てた。首相も就任早々通信事業者に対して強く値下げを要望していた手前強い言葉になったのだろう。

大手通信事業者はサブブランドで値下げをしているような見せかけでお茶を濁した対応が目に見えて消費者からは結局安くしていないのではないかという思いをしていた。

車で言えば車が高いといえばランクの落ちた車を作って安くしましたといって売るようなものだ。それで羊頭狗肉という表現になったのだろう。さて業者はどうする?