いよいよ泥沼。安保理。

イスラエルへの停戦を求める安保理は決議に至らない。これは何度決議をしても米国が提案したら露・中が反対し露・中が提案したら米国が拒否権を発動する。これでは安保理はいくら開催しても決議は通らず無駄な時間を過ごすことになる。その間にガザ地区の人命は失われ続ける。

もはや拒否権などという権限をつけての論議はもつ安保理は機能不全は終わらない。

まずは国連総会を開催して安保理をどうにかする必要があるのではないか。現在自国が安保理常任理事国という重要な立場にいながら戦争を継続しているロシアが拒否権を発動することに違和感がある。戦争をしかけたロシアを安保理常任理事国の議論からはずすことが必要だ。これが逆に米国が戦争を仕掛けた場合を考えると永遠に拒否権の発動が続いてなにも決まらない。そのことは結局は世界戦争に落ちいることになりかねない。国連はただちになにを差し置いても安保理の機構改革をすべきだろう。戦争に関することは国連総会で決定することにしたほうがいいのかもしれない。