G20財務相会議で名指しされた中国・ロシア。

インド南部ベンガルールでインドが議長を務めて開催されたG20財務相会議。

今回も共同声明が見送られたという。見送りは4回連続だというロシアのウクライナ侵略を巡る意見の対立からという。

議長国のインドは共同声明の代わりに議長総括として発表した。その中で中国・インドが反対して共同声明を出せなかったと異例の名指しで発表したという。

反対の理由が「地政学上の問題は扱うべきではない。」という理由だというがロシアのウクライナ侵略が経済に重大な問題を引き起こしている以上財務相会議としては侵略を非難し侵略が解決されれば改善される問題も多いと考えるのは当然のこと。

これは地政学上の問題ではなくロシアの国連憲章を無視したウクライナへの侵略にあることは明白なこと。当事者のロシアは自国の有利なように反対することは当然としてもなぜ中国がそんな理由で反対するのか。中国の大国としての信頼は下がるだけだ。

必ずいつか影響がでるだろう。