久坂部羊作品。1955年生まれ・大阪大学医学部卒。医者と作家の2足の草鞋を履く。
初めて読む作家。医師でもあるので病院の内幕が面白く誇張?されて描かれる。
『院長選挙』
フリーライターのアスカが医療崩壊をテーマにノンフィクション作品を書こうと最高峰の天都大学医学部の取材を始めるのだが院長が謎の死をとげて後任の院長選挙を行うべく外科・内科ほか各科のトップが院長に立候補すべく子供じみた足の引っ張り合いを
する話であり結果は謎の死をとげた院長は実は殺されていて院長選挙は結局・・・・。
(立候補する教授たちのパロディ風のドタバタ劇で終始する。バタバタが過ぎる気がする)
☆☆☆